アジアンタムがチリチリに!丸坊主からの復活

トラブル


細かい葉が風に揺れて、爽やかなで繊細な観葉植物です。
しかし私的には管理が難しい植物の筆頭です。

よくある観葉植物の育て方より結構手が掛かりますし、
冬の乾燥期にチリチリにしてしまいました。

今回はチリチリからの丸坊主を経て、復活したアジアンタムについて
私なりに感じたことをまとめました。

チリチリになりやすい季節

アジアンタムは多湿の環境を好みます。強い光は苦手で、寒さにもそんなに強くありません。
シダ系の植物なので、明るい日影で湿度があり、風通しが良い場所が好きです。
以前テレビで、東京の街中の側溝の上にある石垣の自生していたのを見たことがあります。

観葉植物はほとんど室内で管理する事が多いと思いますので、
アジアンタムもそれに漏れず、室内管理で5℃以上あれば大丈夫かと思います。

私が2回ほどチリチリにした時期は1回目は夏の終わりから秋口で、
2回目は1月の極寒の時期でした。

1回目に丸坊主にした要因は、一部分がチリチリになってしまって、
形があまり好みではなく、仕立て直したかったのです。
水遣りも、まだその当時は適当にという感じだったので、何でだろう?と思いながら、
丸坊主にするとまた再生するらしい、というので挑戦してみました。
その時は季節もよかったので、うまく再生しました。(写真はなし)

2回目は冬の乾燥にあたり、完全に水切れを起こしていて
見るも無残な姿に・・・・
やはり水切れと乾燥が大敵のようです。

前回丸坊主にして再生しましたが、
あの時は時期がギリ成長期だったのでいけたのかなと思い
今回はどうしたもんかと思いましたが、
このままにしておくのも見栄えがよくないので
思い切って丸坊主にしました。

丸刈り



湿度がヤバいですね・・・・
金網は、鉢底にカビ?ような白いものがついていたので、乾燥のために
置いていました。

今年1月の写真です。(2023年)
その後の途中経過の写真を撮っていなかったようで、
いきなり復活の写真になります。

約1年後・・・


育ちましたね!!!

持つと、わさわさと揺れてとてもボリューミーです。

これは2023年12月上旬に撮影したものです。
途中経過の写真がないので、ホントかな~と自分でも思いますが。

1回目の再生よりかなりわさわさしてます。
こうなった結果を考察していこうと思います。

良く育つ条件

まず1回目と2回目の管理の違いを書き出してみます。

1回目の管理

・水遣り・・・・・・3,4日に1回 土の状態を確認しながら
・置き場所・・・・・直射日光が入らない場所 元々薄暗い(南側)
・肥料や活力剤・・・置くタイプの肥料 活力剤の使用無し
・その他・・・・・・サーキューレーターは稼働(24時間)
          葉水は水遣り時に一緒に

2回目の管理

・水遣り・・・・・・1,2日に1回 成長期は土の状態を確認して毎日の時も
・置き場所・・・・・直射日光が入らないレースカーテン越しの窓辺(南側)
・肥料や活力剤・・・置くタイプの肥料 生育期は液体肥料と活力剤を月1程度
・その他・・・・・・サーキューレーターは稼働(24時間)
          葉水は生育期は毎日、水遣り時に一緒に


以上のような違いがありました。
水遣り頻度が上がって、活力剤や液体肥料も与えるようにしました。
それと置き場所が大きく変わりました。


実は1回目と2回目の間に引っ越しています。
以前は1階で、南側に掃き出し窓があるにも関わらず、前の家の陰になってしまって
日差しがあまり入らない家でした。
引っ越したのは3階で、今は眩しい程日差しがあります。

まとめ

アジアンタムは本当に水遣りが難しい植物だな、と思いました。
2回目の水遣り頻度が上がっているのは、おそらく根が鉢全体に回っていて、
水を吸収しずらくなっていたのかもしれません。
水遣りをしても、土になかなか水が入っていかず、抜けてしまう状態でした。
次のシーズンには植え替えをした方がいいですね。

今回アジアンタムの丸坊主からわさわさの復活まで考察してきました。
私なりにまとめてみます。

① 水遣りは生育期はほぼ毎日やっても問題なさそう
  土の表面が乾いていたらOk とにかく乾燥はNG

② 直射日光はNGだが、ある程度の明るさは必要
  
③ 湿度を高く保つ為、葉水をした方がよい
  生育期は毎日 冬も株本をチェックして乾いているようなら、葉水と水遣り

④ 水の遣り過ぎで蒸れるのもNG 風通しも必要

こんな感じでしょうか。
水分は必要だけど、鉢の中に常に水分があるのを嫌うというか・・・
常に新しい新鮮な水を入れ替えてやる、というイメージですかね。

あと葉水ですが、アジアンタムの葉からはあまり水分は吸収されないようです。
周りの空気の湿度をあげる、という意味での葉水です。
アジアンタムの茎は結構硬くてつるつるしています。
細かい葉で水分をキャッチし、つるつるの茎に水分を滑らせて
株本に水分を運ぶらしいです。

ちょっと手がかかりますが、枯れても丸坊主にして復活できます。
今度は植え替えの体験を書いていきますね。

 

 

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