私が観葉植物を育て始めて、最初に遭遇したトラブルが「コバエ」です。
ある日白い壁に黒い点が何個かある・・・
視力が悪いので、近づいてよくよく確認してみると
『あ、動いてる!!!』
そこから原因を探しました。
コバエと言えばキッチン周りとか、ごみ箱とか
その周辺から発生している事が多いと思いますが、
それまでコバエはあまり見かけた事はないし
何か良く見るコバエとは違うんですよね。
で部屋中探したら、観葉植物の鉢の表面にいました。
ネットで色々調べて実行した対策をまとめてみたいと思います。
コバエ対策
冒頭でよく見かけるコバエとは違う、と書きましたが
観葉植物にわくコバエは『キノコバエ』が多いようです。
梅雨の時期などに発生しやすいようで、確かにその時期に発生していました。
腐葉土などの有機物を含んだ湿り気のある土壌に卵を産んで繁殖するようです。
まず対策をした順番に紹介していきます。
1 殺虫スプレー
小さい缶で、何プッシュか空間にするだけでOkというもの。
結果は・・・
効果なし。
一瞬いなくなったように感じましたが、飛んでいるものにしか効果がないようです。
卵から羽化したコバエは依然、部屋を飛んでおりました。
とにかく不快でした。
2 観葉植物の土に直接かけられるスプレー
観葉植物の葉や土に直接散布できるスプレーを使いました。
土にまんべんなくスプレーして、しばらく様子を見ました。
結果は・・・
効果なし。
散布してしばらくは収まりましたが、一週間ほどでまた飛び回るように・・・
何回も散布するのもあまり植物によくないかな、と思い次の対策に。
3 鉢の土の表面5cmほど赤玉土に入れ替える
キノコバエが卵を産み付けるのは土の表面から3cm程の間との事。
赤玉土は通気性や水はけ、保水性のバランスに優れており、
肥料成分を含んでいない為、虫などがよりつかない清潔な土です。
表面の土を赤玉土に入れ替えて様子見。
結果は・・・
大分数は減ったが、効果なし。
鉢が小さい物もあり、しっかり土を入れ替える事が出来なかったかもしれません。
以前よりは飛び回るコバエの数はぐっと減りました。
しかし、よく鉢を見てみると羽化する前の幼虫がモゾモゾとおります。
元を完全に経つまでまだ道半ばです。
4 鉢ごと水に浸す
鉢ごと水に浸して、しばらくすると溺れたコバエ達が浮かんでくるので
水で流す。とにかく浸して流しまくりました。
結果は・・・
まあまあ良いかも?
効果は結構あると思いますが、何回も繰り返しやらないと
やっぱりまた湧いてきてしまったんですよね・・・
浮いてくるのも何かちょっと不快ですよね・・・
5 植え替え
定期的に鉢を水に沈めるのも大変になってきたので、
思い切って植え替える事にしました。
鉢はそのままで、土を全部総取り替えです。
使用する土を無機質の観葉植物用のものにし、さらに表面数cmを赤玉土で覆いました。
結果は・・・
駆除成功!!!
ちょうど植え替えに適している時期でもあったので、家の観葉植物を全て植え替えました。
まだ数鉢しかなかったので、予防も兼ねて植え替えました。
あれから2,3年経ちますが、コバエは全く現れていません。
まとめ
ネットで調べると色々方法はあるかと思いますが、
私が試したものでは土を全て入れ替えるという事が一番効果がありました。
植え替えが難しい時期なら水に浸す+スプレー類が比較的効果がるのかな、と思います。
寒くなれば多分おのずといなくなりますしね。
コバエの発生の一番の原因はやはり『土』ではないかと思います。
最初は100均の土で管理していました。
今は大分良くはなっているとは思いますし、私の運が悪かったかもしれませんが、
最初からコバエの幼虫や、卵が混ざっていたのかもしれません。
当初は、水遣りを土の表面が乾いたら行っていたので、
内部は常に湿っている状態だったと思われます。
湿り気があり、栄養のある状態を作り出してしまっていたんだと思います。
これ以降鉢の中をしっかり乾かしてから水遣りをするようにしています。
最近は赤玉土で表面を覆わなくても全くコバエは発生していません。
観葉植物を育てるのにトラブルはつきものです。
以上は私が体験した方法ですので、地域や環境によって合う合わないが
あると思います。
まず自分の環境に合ったものをチョイスして挑戦してみるといいかもしれませんね。
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